家電量販店の数について
1990年以前は、
まだ、街の電器屋さんと、
家電量販店が混在して存在していました、
修理や工事の事を考えて、街の電器屋さんで家電製品を購入する人もまだ多くいました。
1990年以降になると、家電量販店が徐々に郊外に中規模程度のロードサイトタイプの店を出店し始めていきました、
まだその当時は郊外型の店舗は中規模で、数もまだ少ない状態でした。
地方の郊外の主要幹線沿いには、家電量販店の数はまだまだ少なかったのですが、
徐々に数は増えはじめ、家電量販店の1社が出店して成功した場所には、
他社の家電量販店も出店していきました。
2000年ぐらいになると、先を争って地方の出店していない場所に家電量販店が出店していきました、
安値で勝負の世界で、家電量販店の戦国時代のように、本屋さんに行くと、家電量販店の事が本に書かれていました。
2005年ぐらいになると、家電量販店は大型店舗を出店していき、
既存の家電量販店の中規模店舗の店が小さく見えるぐらい、大型店舗を出店していきました。
2010年ぐらいになると、2000年以前勢力を誇っていた数多くの中規模家電量販店は形を変えたり、
消えていきました。
2010年以降は更に超大型家電量販店がほぼ日本中に出店していき、
数はものすごく多くなっていきました。
2010年以降は家電量販店の数が多くなり過ぎ、
売れていない家電量販店の店舗は消えていく店が増えていきました。
2016年現在は既に家電量販店の数は多すぎ、
必要のない店が多くなっててきている時期に、
ネットで選んで購入する文化が定着してきました。
家電量販店の店の数はコンビニ並みに増えすぎ、コンビニ業界で発生している、
食いあいの状態プラス大型店舗の維持費などがこれからの問題になってくると思います。
ひょっとすると、大型家電量販店が徐々に減っていくのか、
それともスーパーのように総合的な流通店舗になっていくのか、
どちらにしても需要と供給のバランスそれと15年以上になった古い店舗には、
あまりお客様はいらっしゃらないようです。
リニューアルしていき、売り上げが伸びれば残っていくでしょうけれど、
リニューアルしても売り上げが伸びなければ、
家電量販店の数は減って適正な数になると思います。
適正な数は人口の割合によって変わっていくと思います。
都心の繁華街や駅近辺には、
品揃えの良い大型家電販売店が必要だと思います。
ショールームとして必要だと思います。
あとは、ネットで購入が主流になるかもしれませんから、
淘汰が、始まると思われます。